幻想の鎖 ―再掲
あなたが呑み込まれ、翻弄されている「感情」というエネルギー、
それはこれまであなたに何を齎してきたのでしょうか?
あなたが味わっている自分のものだと認識している「感情」、
それは果たしてあなたのものなのでしょうか?
あなたはこれまでたくさんのガイダンスに導かれてきたはずです。
それらはすべて幻だったのでしょうか?
あなたが感情のうねりに飲み込まれたとき、
それには必ず全て深い因果があり、
それは自分一人だけの問題ではなく、
もはや個人の領域だけで起きているのではないのだ
ということを繰り返しお伝えしてきました。
では
そもそも感情とはなんでしょう?
それは
連綿と連なる肉体のDNAが継承し、開放するタイムラインを待ち望んできた
この地上にアンカリングされてきたエネルギーの+と-の相対エネルギーなのです。
それはそのDNAの波動を持つ者にしか開放できないエネルギーです。
怒りであれ、喜びであれ、
その土地にアンカリングされてきたエネルギーと同じ周波数を持つ者が
それを「感情」として時空に放つ時、
その土地にアンカリングされてきた縁あるエネルギーは初めて
そこから解き放たれることになるのです。
あなたの魂の目的
それは
あなたがこの地球に干渉した地球外意識体であった時から
あなたの集合意識体が
地球という生命体の進化向上に貢献しつつ、自らのエネルギーを進化させる
という明確な意図を持って地球の磁場に干渉した以上、
さらに肉体という三次元の領域において転生することによってのみその磁場に留まることが出来、
そして地球という生命体と同期し、その磁場の進化を促す、
という
すべては「宇宙の黄金律」に則って、あなた方は転生を重ねてきたのです。
このグレゴリオ暦2012年という年は
それこそあなた方のような、地球に干渉した宇宙意識体にとっては、千載一遇、
というより
このピンポイントに集約されるように
永劫とも思われる時を経て集ったスピリット達の再会のステージ。
余りにも広大な規模で模様を描き出しているために
近視眼的に見ただけではその模様を読み解くことすら出来ないほど
ましてや全体図など俯瞰できないほどに
地球時間軸に沿って色とりどりの糸(意図)が複雑に交差し合い、果てしなく繰り返してきた
地上に生まれた一人一人の人生の糸(意図)そのものが織り上げてきた
壮大な集合意識のタペストリーが仕上げの時を迎えているのです。
では
ここに生きている、と思っている
あなたとはなんでしょう?
あなた方の本質は「光」そのものであることは
これまで何度となくお伝えしてきたことです。
では
その光そのものであるあなた方が現在雛形として体験している心の痛みとは何でしょう?
それは
あなた自身が地球にアンカリングし続けてきたエネルギーの変容の痛みに他ならないのです。
それは
これまで地球の進化に貢献してきた普遍的な思想、すなわち宗教に関わる者達の味わい続けてきた痛みともいえるでしょう。
かつてあなた方は何度となく家族であり、同志でもありました。そして「敵」でもありました。
あなた方は
己の正しいと信じる正義を貫く為に
大切な家族や友人達と離れ
そして頑なにその活動に埋没してゆきました。
あなた方が味わっている
「わたしは許されない」
「わたしは一生受け入れて貰えない」
「自分の信念は他者と共有することはできない」
「何かを信じる時はそれ以外の全てを否定しなければならない」
「わたしがやったことは誰にも理解されない」
そして
「わたしの大切なものを奪った者たちをわたしは永遠に許さない」
「わたしの大切な者達を傷付け、そして命を奪った者たちをわたしは未来永劫許しはしない」
「わたしを辱めた者たちを決して許さない」
という
幾重にも重なる信念想念のもと、固く閉ざされた集合意識の扉を今こそ開け放って下さい。
わたしは間違いを犯した
わたしは罪を冒した
わたしは信頼する者達を欺いてきた
愛する者たちを死に追いやったのはわたしだ
わたしが正しいと信じてきたものは本物ではなかった
神を冒涜したわたしに安寧が齎されることはない
わたしの魂は地獄に落ち、そこから出られることはない
「神はわたしを選ばなかった」
「神にすべてを捧げたのに、神はわたしの願いを聞き届けてはくれなかった」
「神などいない」
「神を信じたばかりにわたしは一人きりになってしまった」
「わたしの祈りは届かない」
夥しい数の宗教的な制約を持つ者達が転生する度に形成してきた「神との分離」における
想念、信念体系の幻想の鎖を今
あなた方自身の手によって解き放つ時がきたのです。
この一見「制限」と看做される
「宗教」という野太い枠組みの中でこそ体験できる領域をこそ味わうために
母なる地球と共に、人類はこれまでを歩んできたのです。
あなた方は、
それを認識するためには=受け取るためには痛みを伴う
という幻想を
まさに痛みを伴いつつ味わっている渦中かもしれません。
しかし、
それこそがあなたの肉体のDNAに刻み付けられたエネルギーの量子的解放に他ならないのです。
あなたはその怒りや痛みを齎してくれた相手に対し
怒りや悲しみ、憎しみななど、さまざまな感情を味わっているかもしれません。
しかし、それさえも
あなた方がこの地球における転生に於いて自ら決めてきたシナリオ、
その相手だからこそ味わえる「感情」の開放というドラマにほかなりません。
その相手こそ、魂の信頼関係におけるソウルメイトです。
あなた方の認識に於いては
親しく心安い相手がソウルメイトと思われている方も多いことでしょう。
しかしそれは先に述べた
感情における、怒りも喜びも同じエネルギーであること
に変わりがないことと同じなのです。
あなた方のように
地球で幾度も転生を重ねてきたスピリット達は、
短いタイムラインでいえば
魚座のイエスの贖罪の2000年を終え、水瓶座に完全移行しようとしている今
これまで地球の進化のスピードをコントロールし、時間調整するためにアンカリングしてきた
自らのDNAの周波数をホールドしている地球磁場をボイド化することこそが
あなた方が永きに渡って地球と連動し、同期化するために肉体を持つことにより
達成しようとしてきた目的の一つであるのです。
あなたの中から溢れる感情を
どうぞ味わい尽くしてください。
それをすることこそが
自分の過去、そして未来に渡る遺伝子が希求する量子エネルギーの開放そのものだからです。
それをするうちに
やがてあなた方はその中に「歓喜」を見いだし、
そしてそれを体感してゆくこととなるでしょう。
あなた方は見守られ、導かれています。